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■今日の視点2020
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2020/2/28 ウイルスによる働き方改革
 COVID-19と命名された新型コロナウイルスの影響が拡大している。クルーズ船や入国などの防疫での水際対策は、政府の対応のまずさを見せるショーでしかなかった。現在出ている死者は2月初旬に発症した人が多い。水際対策がはじまる前に感染していた人がいたことを示している。感染ルート不明の発症者が増え、パンデミックの入口にいる。
 COVID-19はインフルエンザと比べると罹病期間が長いようだ。時間あたりの感染力が同等だと仮定しても、罹病期間が長いと他人に感染させる人数が多くなる可能性がある。一人ひとりが手洗いなどの対策をする前提で、感染者を減らしパンデミックの山を低くするには接触回数を減らすしかない。在宅勤務、集会の自粛、学校の休校などは理にかなっている。
 だが接触回数を抑制すると経済活動も同時に抑制される。グローバル経済が地産地消や自給自足になっていく。これは悪いことでもない。海外資本のカジノ誘致よりも地元の商店街や家庭菜園が重要になる。これからそんな生活と働き方が体験できそうである。COVID-19による働き方改革実験である。
 問題は経済的に余裕がなく親族や地域の援助が少ない家庭が耐えられるかである。こうした弱者に政治や社会がどう対処できるかが問われている。問われたときに答えをはぐらかす人と向き合う人の選別ができる機会でもある。

2020/2/15 風邪は万病の元
 新型コロナウイルスの名前が決まった。COVID-19だそうだ。先週は武漢からの日本人退避の話題が中心だった。今週は、横浜港に接岸しているクルーズ船内での感染者増大の報道が多かった。そして今週末には神奈川で日本人の死者が発生した。さらに感染経路が不明な患者が東京、千葉、和歌山、沖縄などで発見されている。
 既にウイルスは相当数流入しており、新たな対応が求められる状況にありそうだ。このままいくと風邪の一種として定着するのではないか。インフルエンザと同様に普及型(と呼ぶのかわからないが)の病気として、感染軽減や治療を行っていくことになりそうだ。
 調べてみると風邪症状を起こす病原体はいろいろある。1月にはヒトメタニューモウイルスによる感染症が集団発生という報道もあった。高齢者5人が亡くなっている。RSウイルスというのもあるという。COVID-19に限らず昔から「風邪は万病の元」だったのだ。

2020/2/1 新型コロナウイルスのリスク
 新型コロナウイルスの感染が広がっている。中国武漢を出発して全世界に飛び火している。新型という情報の少なさの一方、マスコミの報道・バラエティからネットの口コミまでが恐ろしげな情報を拡散している。何だかいびつな情報構造である。
 今必要なのは、恐怖感ではなくリスクの冷静な評価だろう。報道される患者数、死者数から計算した致死率は2%程度である。感染力は今のところ不明である。インフルエンザの場合は正確な統計がないようだが致死率は0.1%程度らしい。日本の場合、年間の感染者は約1000万人、死者は1万人という推定がある。大規模な流行があると死者は数万人になる年もあるとされる。交通事故死より多く、自殺者より少ないというのがインフルエンザのポジションである。中国はおそらくインフルエンザの感染者が年間1億人、死者が10万人というレベルにある。日本と同じく自殺者よりは少ない。違うのは交通事故死のほうが多いことである。
 現時点では新型コロナウイルスのリスクはインフルエンザ以下である。慌てて病院に行く途中で交通事故にあったり、病院の待合室でインフルエンザをうつされるリスクのほうが遥かに高い。手洗いとうがいをしながら中国の動向を見守りたい。新型ウイルスの死者は増えていくだろうが、人の移動が減りインフルエンザと交通事故は減るかもしれない。

2020/1/18 原発にメリットを見る人とは
 1月17日、広島高裁で愛媛県にある四国電力伊方原発3号機の運転差し止めが決定された。近くにある活断層と熊本県にある噴火のリスク想定が過小だったことが理由とされる。
 こうしたリスクの発生確率の評価は難しい。だが日本列島において発生確率はゼロではないことは、長く生きている人間なら経験的に知っている。そしてひとたび原発事故につながった時の被害の大きさは、スリーマイル島、チェルノブイリ、福島と何度も思い知らされている。
 原発のメリットがリスクに見合わないことなど裁判所が判断するまでもなく自明である。それでも推進したい人たちがいるのもまた事実である。彼らはどんなメリットを見ているのだろうか。

2020/1/4 スペースジェットのワイパイ問題
 1月6日版の日経ビジネスによると、MRJ改めスペースジェットの新たなトラブルが記事となっている。型式証明用に2019年夏完成予定だった10号機の完成が遅れているという。原因は配線とされる。配線の設計を変更し、機体に実装しようとしたら収納スペースに入りきらなかったのだ。
 これはエンジニアリングの世界で言われる典型的なワイパイ問題である。ワイパイ問題とは、機械装置においてワイヤリングとパイピングつまり配線と配管が問題を起こす確率が高いという経験則である。配線と配管は設計と製造の最終段階で時間のないなか行われることが原因のひとつである。もうひとつの原因は、配線と配管にエースではない技術者が割り当てられることである。
 スペースジェットは2020年半ばとされていた納入が延期されることが確実となった。延期は6度目となが、それが最後とは思えない。私の予想では2027年納入である。ホンダジェットは初飛行から納入まで12年かかった。2015年11月に初飛行したMRJも12年かかると思っている。東京オリンピックには間に合わないのはもちろん、パリオリンピックにも間に合わないと踏んでいる。

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