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2024/11/23 那覇基地で退避壕建設
11月21日の報道によると、航空自衛隊の那覇基地で退避壕の建設が始まっていることがわかった。避難壕はミサイルなどが着弾した時に、自衛隊員が退避する場所となる。台湾有事による不測の事態を想定したものとされる。
台湾有事の場合、那覇基地にミサイルが飛んでくるというのは、どういう想定だろうか。日本政府は、ひとつの中国という立場をとるので、台湾有事の際には基本的に非介入なのではないか。那覇基地にミサイルが飛んでくるとすれば、自衛隊が米軍の下請けとして働いた場合と、米軍が共同使用している那覇基地の管制施設が狙われた場合であろう。
在日米軍の存在は、日本にとって対中国の軍事リスクを上げている。対北朝鮮のリスクも同じだろう。
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