納期半減の生産清流化
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清流化ツールNo17 「余力はグラフで見極める」
 「生産清流化」は、製造企業における業務革新・組織革新のシナリオです。納期短縮を目標として事業環境の変化に対応できるスピードを獲得します。業務を変えるアプローチは「つなぐ化」です。納期遅れの症状を見極めてポイントとなる業務と前後の業務のつながりを1点集中で改善していきます。

■全体業務を構成する業務の特性を知る
 業務の流れの改善を実行するには、全部の業務を変える必要はありません。流れが悪い川に隘路となっているダムや堰があるように、業務の流れにも隘路となっている箇所があります。その箇所を見つけることが重要です。
 個々の業務の「納期特性」つまり流れから見た特性を知り、そこから重点改善対象となる業務を探し出します。

■業務の余力を把握する
 業務の「納期特性」のうち重要なのは余力、すなわ負荷量と処理量とのバランスです。処理量が相対的に少ない箇所では滞留することになります。業務間の関係が直列になっている場合、もっとも余力が小さい箇所で滞留します。直列の場合、それ以外の場所では余力に起因する滞留は発生しません。

■個々の業務の負荷量と処理量を把握する
 まず業務別の負荷量と処理量を把握して一覧表を作成します。このとき負荷量には変動があることに注意が必要です。受注量が変動すると月毎や日毎の負荷量は変動します。前工程の処理能力によっても後工程の負荷量は変動します。
 また処理量も変動があります。例えば稼働率の変動やトラブル発生の有無によって日毎の処理量は変動します。また処理する製品によっても処理量は変動します。
 こうした変動の影響は別途評価するとして、まずは負荷量、処理量ともに1日あたりの平均数量を把握します。日毎の記録を平均して計算すればよいでしょう。

■事務業務は処理件数や枚数で把握する
 事務業務の流れが納期に影響している場合も多々あります。事務業務でも個々の業務の負荷量と処理量を把握する必要があります。事務業務の場合は、日毎の伝票処理件数や図面作成枚数などの記録から平均値を計算します。

日次の負荷量・処理量の記録例
職場名業務名年月
パネル仕上げ前面パネル作成2011年11月
日付負荷量処理量 稼動時間1時間あたり処理能力
1日50408.05.0
2日45448.05.5
3日35408.05.0
・・・・・・・・・・
30日60509.05.6
平均44.343.78.45.2

■業務別にグラフ化する
 得られたデータから、日毎の平均負荷量と定時での平均処理量を業務別に並べたグラフを作成します。これによって余力が最もすくない業務を把握します。

業務余力比較グラフ

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