納期半減の生産清流化
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慢性的な納期の悩みに効く生産清流化
5.整流から盛隆へ展開する
(7)調達と外注の対策2

 「生産清流化」は納期病の治療法である。調達と外注面の対策の勘所を紹介する。清流化では、外注の納期や顧客からの支給品の納期が重要な改善対象になる場合がある。

 外注の納期は特に重大な問題となる場合がある。外注に加工や組み立てを依頼する場合、材料などと違って見込みで作業できないことが多い。現物に対して加工・処理・組み立てなどの作業を行わなければならないからである。外注の納期順守や作業期間が直接に最終製品の納期に影響する。

 外注先は別会社であるから、社内と同じようには改善できない。しかし進め方は自社内と同じである。納期遵守率や所要日数の実情を把握すること、改善の目標を設定すること、重要工程を発見して対策を実施することすること。これらを実施しないと納期は改善されない。

 もちろん別会社であるから直接改善するわけにはいかない。しかし改善を要求し続けることはできる。改善を要求しないと「納期に甘い会社」と見られるだけである。納期にうるさい会社には優先的に作業して納期を守るけれども、甘い会社の注文は後回しとなる。

 顧客からの支給品に関しても同じである。顧客だからと言って遠慮しない。約束した納期が守られないならば督促し、改善を要求する。こうした当り前の行動が重要である。支給品の品質が異常な場合、「不良ですから改善してください」と言うであろう。納期遅延も同じである。

外注納期と支給品の対策

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