4.売りかたを決める
(6)まとめ
産業用製品の営業活動についてのポイントを示してきた。基本は「顧客との対話」にある。それを基盤として第1のポイントは「顧客をピンポイントで決める」ということである。まず買っていただきたいお客様をひとり決める。ひとりが買わないものは100人に売れない。
第2のポイントは「売りモノをピンポイントで決める」ことである。商品が氾濫する現代において、セールスポイントをひとことで伝えられなければ、売れない。
第3のポイントは「売りかたを決める」ことである。ピンポイントで決めたお客様に対して売りモノを伝え、使っていただくためにには、いくつかの工程を経なければならない。営業の工程を定義し、そのやり方を継続的に改善することが必要である。